1.健康はケトン体質で実現する
ケトン体とは、体内脂肪を分解してできる物で、そのように体脂肪が
消費されやすい体質をケトン体質といいます。
ケトン体質は、糖質の摂取量を極端に減らすことで、体脂肪を分解し
てエネルギーとして消費するため、いわゆるダイエットの世界でも糖
質制限ダイエットとかケトン体ダイエットとかいう名称で実施されて
います。

ケトン体はどのような環境で作られるかと言うと、体内のブドウ糖が
すべてなくなったときにのみ、体内脂肪を分解してケトン体を作り出
すため、ダイエット、アンチエイジング、脳の活性化、認知症等の現
代病といわれるような体質改善には不可欠と言われながらも、食生活
を変えること以外にはケトン体質にはなれず、結果として目標で終わ
ってしまう人が大半なのです。
しかし、そもそも人類は、農耕生活が始まる10000年位前までは、
いわゆる狩猟や木の実を摂って生活していたので、糖質とはほとんど
無縁で、ずっとケトン体で生きていたのです。
人類の出現は約700万年前と言われていますので、実に99.9%は
ケトン体で生活していたことになります。
それは、過剰糖質を処理する機能がインスリンのみで、逆に糖質を上
げる機能としては、グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長
ホルモンと多く装備されていることからも、人類は慢性的に糖質が不
足していたことを意味しています。
なので、最近の飽食の時代にあっては、特に炭水化物中心の食生活で
は、唯一の糖質処理機能であるインスリンのオーバーワークが原因で、
数々のトラブル(病気)を引き起こすことになってしまうのです。
2.ケトン体質を作る方法
ケトン体は、体内のブドウ糖を使い切った時点で作られ始めるので、
まずは、体内のブドウ糖を減らすことからスタートします。
つまり、ブドウ糖の元である米、パン、麺類などの炭水化物(糖質)
を制限することが前提になります。
そして、肉、魚などのタンパク質や葉野菜を摂取することになります。

このような食事になると、ダイエッターが聞くだけで羨ましがるほど、
一気に痩せていきます。
実際、私も1ヶ月ほどで20kgも痩せました。
やせることが目的ではありませんが、やせること自体はケトン体質に
移行する上での、まちがいなく通過点なので、当然のことなのですが、
あまりにも急すぎると、椅子に座ると骨が当たって痛いとか、歩くバ
ランスがとれずにフラつくとかいうマイナス面も出てきますので、自
分で、調整しながら進めていく必要があります。
最初は、少しというより、かなり厳しい感じがしますが、一度ケトン
体で生活するようになると、これがなかなか快適なんですね。(笑)
最近よく「血色が良く、10年前より若く見える」と言われます。
確かに、外観はよくわかりませんが、顔や手にシットリ感が出たり、
息切れがするということもなくなり、骨密度なんかも、以前は平均以
下だったのですが、最近は20代の最高位より遙か上の方にマークさ
れていて、気分的には10年前よりずっと若い感じがします。
私がケトン体質を目指したきっかけは、糖尿病でした。
当時、空腹時血糖値200以上だったのですが、この1年はずっと、
80-90に落ち着いています。
それが、ちょうどケトン体質に変わったと自覚した頃からです。
糖尿病をはじめ、生活習慣病の予防は、まず、「糖質からケトン体質
に変えること」と言ってもいいのかなと私は思います。